上向きにフックの着いたジグヘッドは、下向きにトリプルフックの着いたプラグとことなり根がかりが少ないので、プラグで攻めきれないような場所でも攻めることができる。
逆にいえば、アピール力の少ないワームでの釣りは、近づけてアクションしなければ釣れないともいう
大胆に攻めることが出来れば、シーバスのバイトが増える。しかし、正確なキャストが出来ないと何もアクションが起こらない釣りになるのがワームの釣りである。
広範位を攻めるならプラグ。ピンポイントをじっくり攻めるならワーム。と覚えておくといいでしょう。
ワームでしか狙えないポイント
【ストラクチャーの奥】複雑に入り組んだストラクチャー周辺やその奥などはプラグでは攻めづらい。ワームの独壇場
【台船と岸壁の際】台船と岸壁の隙間にジグヘッドを投入プラグでは水面に落とすことすらできない難しいポイントも攻める
【護岸沿い】イガイなどがへばりついた岸壁の際も根がかりをギリギリで回避して攻めることができる
【橋脚周り】水通しのいい橋脚周りは一等地。ここもタイトに狙う。ボートでは岸から狙えないポイントまで狙う
ジグヘッドのテクニック
広範囲を探るように釣る場合には「フィッシュヘッド」でレンジをキープさせる。
ここぞというポイントの場合、「ラウンドヘッド」で誘いをかけながらゆっくりと攻める。台船の下やストラクチャーに潜んだシーバスを拓に誘い出そう。
【ブレードが効果的なシーンは】プロリグスピンやブレードスピンが威力を発揮するのは、水面直下をゆっくり引きつつ 深いレンジの魚にアピールしたいとき。また縦のストラクチャに魚が着きやすい夏場にも有効。
ボートでタイトにポイントを攻めたり、沖の防波堤を狙うにはボートは最適。さらにワームのようなソフトルアーで攻めるシーバスは、ハードルアーでは味わえない
ダイレクトなアタリやアクションを楽しむことができる。そして、自分なりのアレンジでヒットさせるソフトルアーの魅力がここにある。
価値ある一匹はボートゲームで得ることができるのかもしれない。